タマリンドは熱帯地方で広く栽培されている常緑高木で、マメ科の植物である。スパイスとして利用するのは果実で、南アジアや東南アジアでは、カレーやチャツネ、シチュー、スープなど、調味料として広く利用されている。
通常は濃縮ペーストかブロック状になったものが売られている。インドの食材を扱う店などには、ホールのさやが置かれていることもある。
タマリンドは、主に料理の酸味付けに用いられる。また、消化促進や整腸などの薬用としても利用されている。
■さやは、10cm前後の丈で表面がざらりとしており、10個ほどの豆が入っている。
■ブロックの利用法は、小さなブロック状のものを300ccの熱湯に約10分漬け、絞り出す。この酸味のある液はタマリンドウォーターと呼ばれている。繊維が多いため、必ずこして利用すること。
■濃縮ペーストは、甘い芳香と鋭い酸味がある。
■乾燥スライスは、水でもどしてから利用する。
■砂糖漬けは、マイルドな味をしており、香りはほとんどない。少量の水に漬けてから利用する。
■葉は、赤色や黄色の染料になる。
食欲不振や下痢、赤痢など、胃腸の病気の際に処方されている。
ビタミン豊富で、肝臓や腎臓にもよいと言われている。